R art d'encadrement  アール・ダンカードルモン   ;
フランス額装とは?
 
額装とは…
額装(ENCADREMENT・アンカードルモン)とは絵やポストカード、版画、オブジェなどをより引き立たせるためのテクニックです。

作品の周りにおかれるマットを装飾し額とコーディネートすることによって、1点ものの額装作品となります。額縁は2、3Mほどある棒状の棹(モールディング)を額装品の辺の長さに合わせて切断し、4角に組み立てます。

日本では規格サイズの額縁が主流で、額縁の大きさに合わせて額装を仕上げることが多いですが、フランスでは作品からマットの大きさを考えてそれに合わせて額縁をカットし、合わせます。

フランスではマットを装飾するテクニックが何十通りと存在します。
テクニック
代表的なテクニックにlavis(ラビ)とbiseau(ビゾー)があります。

ラビ(Lavis)
伝統的なテクニックでマットに水彩で色付けします。
フランスの美術館では古い版画などによく使われています


ビゾー(Biseau)
3mm厚紙を45度にカットし、遮断面を装飾紙でくるんだ部分のことです。ビゾーとマットの色を組み合わせることによって、作品の幅が広がります。

この他、マット部分をいろいろデザインすることによってまた色の組み合わせによって額装の種類は無限大といえます。
   
その作品のためだけの額装(世界にひとつだけ)
しかし、額装はあくまでも脇役です。
中の作品を尊重し、より良く見せるのが目的なので、作品と額装が一体となったときが本来の額装の意義だと思っています。

日本ではアートを額装するというと出来合いの額に入れて終わりというのが一般的ですが、フランスではアートを額装して楽しむというのが普通に浸透しています。

額装を学ぶためフランスに3年滞在していました。フランスに行ってみんなが美術を自然に楽しんでいることを実感しました。額装屋さんもあちこちにあり、フランスの家には素敵な額装品がたくさん並べられています。

日本でも額装を生活の一部として楽しんでいただきたいと考えています。



向井 理依子

 

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