6月はもうひとつ展示のお知らせです。
わたしは24日と26日在廊します。こちらもぜひ。
植物標本のラベルはどれも美しいカリグラフィーで書かれた情報が興味深い。花の名前はフランス語で読み取ることが難しいこともあるけれど、採取日が「1901」と記されていたりする。採取者の名前を眺めながら、100年の時間を思う。
フランスやイギリスで人から人へと手渡されてやってきた植物標本を、フランスで額装を学んだart d’encadrement向井理依子さんが額装してくれました。一部の作品には、同じく100年を経たアンティークリネンを使ったり、アンティーク刺繍を使ったり、FLUFFY AND TENDERLYとコラボして生まれ変わった作品になりました。
その作品と響き合うようにキャンドルを製作してくれるのは、IRISbougieの岩永絵里さん。身近な草花を植物標本のように押し花にしてキャンドルにあしらいます。絵里さん独自の手法でつくられる押し花のハーバリウム・キャンドルは、IRISbougieの代表作であるボタニカル・キャンドルとは少し風合いが異なります。
一つの植物を丸のまま押し花にしてつくられる植物標本のように、一つの植物を押し花にしてつくられるハーバリウム・キャンドル。どちらも植物への敬愛をたたえる美しい作品、暮らしに花を添えてくれます。
今回は、苦楽園の緑の一軒家『FLUFFY AND TENDERLY』にて開催されます。展示会開催後には、オンラインでもご紹介する予定です。お楽しみに。
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ボタニカルアート展 Vol.2
会期：2022.06.24（金）〜26（日）11:00〜17:00
会場：FLUFFY AND TENDERLY
兵庫県西宮市北名次町10-22
♣️6/24(金)、25(土) DENQUINA TO-GOスタンド出店します。
＊全日岩永絵里さん在廊、6/24（金）、26（日）向井理依子さん在廊
＊展示作品は販売しております
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art d’encadrement 向井理依子（フランス額装）
2001年より３年間パリの学校でフランス額装を学ぶ。帰国後、額装会社勤務を経て2008年に独立。芦屋にアトリエを構え『art d’encadrement』として作品の制作、注文制作、額装教室を主宰。近年はアートピースとのコラボ作品の制作が多い。
IRIS bougie 岩永絵里（キャンドル）
芦屋にアトリエを持ち、作品制作、注文制作のほかキャンドル教室を主宰。素材は体と地球に優しいもの、色は自然を感じられるもの、香は植物のエネルギーを取り入れたもの、この３つを兼ね備えたオリジナル・キャンドルを制作している。